車でノートパソコンを充電する方法は2通りあります。
その方法は、「カーチャージャー」か「インバーター」を使用することです。
ただ、適当に用意しても充電ができないこともあるので注意が必要です。
ここでは、車でパソコンを充電する方法と充電できないときの原因についてまとめています。
バッテリー切れの心配をしないで、車の中でパソコンが使えると便利ですよね。
車でパソコンを充電する方法は2通り
車でノートパソコンを充電するには、充電するノートパソコンによって必要なものが違います。
Type-Cで充電するノートパソコンなら「PD給電対応のカーチャージャー」、
コンセントにアダプターを差すタイプのノートパソコンなら「車載用インバータ」が必要です。
Type-Cの場合でも充電器がコンセントに差すタイプを使うなら車載用インバーターが必要になります。
カーチャージャーもインバーターも車のシガーソケットに差して使えるものがあるので使い方は簡単です。
カーチャージャーを使って車でパソコンを充電する方法
カーチャージャーはUSB端子が付いているシガーソケットです。
充電する方法は、カーチャージャーを車のシガーソケットに差して、Type-cの充電ケーブルをノートパソコンに接続するだけです。
カーチャージャーはスマホの充電器によくありますね。
ただし、スマホ用のカーチャージャーではノートパソコンは充電できません。
理由は、カーチャージャーにType-c端子がついていても供給する電力が少ないからです。
必ずPD給電対応のカーチャージャーを使用してください。
また、ノートパソコンによって充電に必要な電力が違います。
45W、60Wなど色々ありますので、使っている充電器の出力ワット数を調べてから使用してください。
カーチャージャーはムダなコードが無くてすっきりします。
ケーブルで車内をごちゃごちゃにしたくない場合はカーチャージャーがいいですね。
コンビニでも販売しているものがありますが、ほとんどがスマホ用です。
コンビニで買う場合は、よく確かめてくださいね。
車載用インバーターを使って車でパソコンを充電する方法
車載用インバーターは、車のバッテリーの電流を家電で使う電流と同じように変換してくれる製品です。
オートバックスなどカー用品店やホームセンターでも売っています。
コンセントが使えるようになるので、ノートパソコンの充電だけでなく扇風機など電力の少ない家電にも使用できます。
車載用インバーターを使うときに気を付ける点は、出力と波形の2つです。
この2つについて説明しますね。
出力については、ノートパソコンの充電に必要な電力は機種によりますが30Wから100Wぐらいです。
使用する車載用インバーターは、余裕を持たせて120Wは出力できる製品を使用しましょう。
次に波形についてですが、家電で使用されている波形は正弦波というものです。
車載用インバーターの製品は車のバッテリーの電流を変換するときに、正弦波、修正正弦波、矩形波のどれかに変換します。
修正正弦波、矩形波のインバーターは値段が安いですが、最悪接続したノートパソコンや家電を故障させる可能性があります。
使用するインバーターは、正弦波に変換する車載用インバーターがおすすめです。
また、高出力のインバーターで500W以上出力できる製品もあります。
「どうせ買うなら高出力がいいな」と、思うかもしれませんが、これには注意してください。
車のシガーソケットから出力できる電力は120Wです。瞬間的に150Wぐらいまでです。
それ以上の電力は出せません。
では、なぜそれ以上の車載インバーターがあるのかって思いますよね。
それは、車のバッテリーに直接つないでから使用するからです。
車載用インバーターを購入するときは、シガーソケット用かバッテリー直結用かも確認してください。
また、規定以上の出力を出すと保護機能が働いてヒューズが飛ぶようになっていますので、繋ぎすぎにも気をつけてくださいね。
車載用インバーターがあればパソコンの充電のほかに家電製品が使えて便利ですよね。
大きな電力の家電は使えませんが、インバーターのワット数以内なら問題ないです。
例えば、冷蔵庫。意外と必要なワット数は低いです。
レジャーや買い物で冷やしながら運べるのであると助かります。
インバーターにコンセントが2口あればパソコンを充電しながらでも使えますよね。
車でパソコンを充電する方法 まとめ
車でパソコンを充電する方法は2通り。「PD給電対応のカーチャージャー」か「車載用インバータ」です。
新規で購入するなら「車載用インバータ」が便利で使い道が広がります。
車の中で電化製品が使えると助かります。
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