ドライブレコーダーの耐用年数は何年?壊れる原因や故障の症状を徹底解説

ドライブレコーダーの耐用年数は何年 カーライフ
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ドライブレコーダー 耐用年数は、3〜5年が目安です。

でも実際は、気温や使用頻度、SDカードの管理などによって、寿命は大きく変わってくるんです。

動いているから安心…と思っていても、実は録画できていなかった、なんてことも。

この記事では、平均寿命や寿命のサイン、長く使うためのコツ、買い替えのベストタイミングまで詳しく解説していきます。

いざというときに「録れていなかった…」という最悪の事態を招かないようにしましょう。

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 ドライブレコーダーの耐用年数は何年が目安?

ドライブレコーダーって、一度つけたらずっと安心…そんなふうに思っていませんか?

実は意外と寿命が短くて、気づいたら録画されてなかったなんてケースも珍しくないんです。

ここではまず、ドライブレコーダーの「平均的な寿命」や「買い替えの目安」について解説していきますね。

ドライブレコーダーの平均寿命は3〜5年

ドライブレコーダーの一般的な寿命は、おおよそ3〜5年とされています。

これはメーカー各社が公表している推奨使用期間でもそうです。

どうして3〜5年で寿命を迎えるのかというと、常に電源を入れて録画を続けているためです。

内部の電子部品やカメラセンサー、そしてSDカードが徐々に劣化していくからなんですね。

新品で買ったときは正常でも、徐々に録画ミスやフリーズといった不具合が出てくることもあります。

なので「まだ映ってるから大丈夫」と思っていても、5年を超えるといつ録画に失敗してもおかしくないんですよ。

ドライブレコーダーの法定耐用年数は5年

じつは国税庁の定める法定耐用年数という考え方もあります。

ドライブレコーダーのような自動車関連の電装品については、税法上「5年」で減価償却の対象になるんですね。

これはあくまで会計上の処理基準なので、5年経ったらすぐ壊れるという意味ではありません。

逆に言えば「5年以上使うのはややリスクがある」とも言えるんです。

特に業務用で使用している人や、事故時の証拠提出を求められる可能性がある人は、この法定耐用年数をひとつの判断材料にするといいですよ。

ドライブレコーダーの耐用年数は使い方で差が出る

とはいえ、寿命は「使い方」でかなり変わってきます。

たとえば、真夏に車内が高温になる地域で毎日車に乗っている場合と、週末だけ使うような人では、当然ドラレコの劣化スピードが違ってきますよね。

また、録画頻度が高くなればなるほど、SDカードや本体に負荷がかかるので、結果的に寿命が縮まりやすくなります。

毎日使う営業車などでは、3年以内に買い替えた方が安心かもしれませんね。

トラックやタクシーなどで、1日24時間ずっと録画していると1年で故障することもありますよ。

経年劣化のサインに注意

「そろそろ寿命かも…」と感じさせるサインにも注意が必要です。

たとえば、

  • 起動時間が異常に遅くなる
  • 画面がフリーズすることが増えた
  • 映像が途切れて録画されていない
  • 本体が熱くなりやすくなった

こうした症状が見られるようになったら、買い替えを検討するサインです。

録画できていなかったことに後から気づいても、事故証拠としては意味がありません。

難しいですが、早めの判断が大切ですよ。

メーカー推奨の買い替え周期

ドライブレコーダーを販売している多くのメーカーも、おおむね3〜4年ごとの買い替えを推奨しています。

これはあくまでも「安全に録画を続けるための目安」です。

完全に壊れていなくても、定期的に新しいモデルへ切り替えておくのが安心です。

最近は駐車監視機能や夜間撮影機能なども向上していますし、技術進化のスピードも速いですから、長く使うよりも定期的にアップデートして安心を手に入れるという考え方も大切です。

以上が、ドライブレコーダーの耐用年数に関する基本的な考え方になります。

次は、実際に寿命が来たとき「どうなるのか?」という具体的なトラブル例について解説していきます。

 ドライブレコーダーが寿命を迎えるとどうなる?

「まだ動いてるし、大丈夫でしょ」なんて思っていたら大間違い。

ドライブレコーダーが寿命を迎えると、目に見えないトラブルが静かに進行してることもあるんですよ。

ここでは、寿命が近づいてきたときに現れる代表的な症状やトラブルを紹介しますね。

録画エラーが頻発する

まず一番多いのが、録画エラーです。

正常に動いているように見えても、いざ映像を確認してみたら「録画されていなかった…」なんてことも。

録画エラーの原因は、内部メモリやSDカードの劣化によるものがほとんど。

特にSDカードは消耗品なので、長期間使っていると記録ミスが起きやすくなります。

ドラレコが正常に起動していても、「実際に録画されているか?」を定期的にチェックすることが本当に大切なんですよね。

電源が不安定になる

次に起こりがちなのが、電源の不安定化です。

具体的には、

  • 起動が遅くなる
  • 走行中に勝手に電源が落ちる
  • 一度オフにすると再起動に時間がかかる

といった現象が出始めます。

これは本体内部の電源回路やバッテリーが劣化してきた証拠。

一見ただの接触不良に見えるかもしれませんが、寿命のサインであることも多いんです。

突然電源が落ちて、事故の瞬間が録画されていなかったら…と思うと、本当に怖いですよね。

SDカードが読めなくなる

ドラレコの命とも言えるSDカードが読み取れなくなる、というトラブルもよくあります。

画面に「SDカードを挿入してください」などのエラーメッセージが出るようになったら要注意です。

また、書き込み速度が遅くなったり、定期的にフォーマットしてもエラーが続くようなら、SDカードだけでなく本体側のスロットや制御回路の劣化が疑われます。

録画データが保存されないのでは、ドラレコを使う意味がありません。

録画データが命を守る場面もあるからこそ、こういったトラブルには早めに対応することが大切なんですよ。

映像が途切れる・乱れる

意外と見落とされがちなのが、映像の乱れや途切れです。

録画はされているけど、

  • 映像がカクカクしている
  • 音声が入っていない
  • 数秒おきに映像が飛んでいる

といった現象が起きていたら、これはかなり危険な状態です。

センサーやレンズ部分に異常がある場合や、映像処理をするチップが劣化してきている場合に起きやすくなります。

特に事故の瞬間、肝心な映像が記録されていなかったとなると、あとからではどうしようもありません。

「画質が悪いな…」と感じたら、軽視せずに点検や買い替えを考えてみてくださいね。

こういった症状が一つでも見られたら、ドライブレコーダーの寿命が迫っている可能性が高いです。

安心して使い続けるためにも、トラブルが出る前の予防と、定期的な見直しが大切です。

次は、少しでも長く快適に使うための方法について紹介していきます。

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ドライブレコーダーを長持ちさせる方法4つ

「どうせ買い替えるなら少しでも長く使いたい…」

そう思うのは当然のことですよね。

実はドライブレコーダーの寿命って、ちょっとした工夫や気配りでかなり延ばせるんです。

ここでは、ドラレコを長持ちさせるためにやっておきたいポイントを4つ紹介します。

①SDカードを定期交換

まず一番大事なのが、SDカードの定期交換です。

録画の保存先はSDカードなので、ここが劣化するとすべてが台無しになってしまいます。

特にドラレコは常にデータを上書きする「書き換え」が多い機器なので、一般的なSDカードよりも早く寿命が来るんです。

おすすめは、高耐久タイプのSDカードを使って、半年〜1年に1回は交換すること。

「録画されてると思ってたのに、データが残ってなかった…」という事故後の悲劇を防ぐためにも、SDカードのメンテナンスは欠かせませんよ。

また、月に1回はSDカードをフォーマット(初期化)することも忘れないようにしてくださいね。

②高温・直射日光を避ける

次に意識したいのが、設置環境の工夫です。

車内って夏場は信じられないくらいの高温になりますよね。

実際、ダッシュボード上に設置したドラレコの温度は70度以上になることもあるんです。

この高温状態が続くと、内部の基板やカメラセンサーが早くダメになってしまいます。

対策としては、

    • 日よけシートを使う
    • できるだけエアコンの風が届く位置に設置する
  • 駐車中は直射日光が当たらない場所に停める

といった工夫をするだけで、部品の劣化スピードがぐっと変わってくるんですよ。

③配線トラブルを防ぐ設置

意外と盲点なのが、配線の取り回しなんです。

コードがドアに挟まっていたり、むき出しになっていたりすると、振動や摩擦で断線してしまうことも。

その結果、突然録画が止まったり、電源が入らなくなったりといったトラブルが起きやすくなります。

おすすめは、配線を内装の中にきちんと隠すプロの取り付け。

自分で取り付けると安く済みますが、コードの固定やヒューズボックスの接続など、慣れていないと寿命を縮める原因にもなりやすいんです。

一度きちんと取り付けてもらうだけで、トラブルのリスクは大幅に減らせますよ。

④定期的な動作確認

最後に大事なのが、定期的な動作確認です。

つい「ついてるから大丈夫」と思って放置しがちなんですが、録画されていない期間があることに気づかずに乗っている人、けっこう多いんです。

具体的には、

  • 映像がちゃんと記録されているか確認する
  • 映像が途切れていないかチェックする
  • 日付・時間設定が狂っていないか見る

こういったチェックを月に1回程度しておくだけで、「いざというときに映っていなかった…」という事態を防げます。

万が一のトラブルのために使うものだからこそ、「ちゃんと録れてるか?」をこまめにチェックするのが安心への近道です。

ちょっとした工夫と習慣で、ドライブレコーダーは長く元気に働いてくれます。

次は、買い替えのベストタイミングについて詳しく解説していきますね。

 ドライブレコーダーの買い替えタイミングとは?

「そろそろ買い替えた方がいいのかな?」

そんなふうに迷ったことありませんか?

ドライブレコーダーは、明確な「故障」がなくても、あるタイミングでの買い替えがとても大事なんです。

ここでは、ドラレコのおすすめ買い替えタイミングを4つに分けて紹介していきます。

①事故が起きたあと

意外かもしれませんが、事故の直後は買い替えの好機なんです。

事故の衝撃で本体や配線にダメージが加わると、見た目では分からなくても内部で故障が起きていることがあります。

また、録画された映像を提出する際にSDカードを抜いたり、パソコンに接続したりする過程でも、誤ってデータが壊れることも。

事故後に録画チェックをしてみて、「映像が飛んでる」「音が入ってない」といった不具合があれば、すぐに買い替えを検討した方が安全です。

事故が一度起きたということは、また必要になる可能性があるということでもありますからね。

②保証期間が切れたとき

多くのドライブレコーダーには、1〜3年程度の保証期間がついています。

保証が切れた直後は、部品の劣化も進んできてちょうどトラブルが出やすい時期。

この時点で何か異変があったり、録画ミスが一度でも確認できた場合は、迷わず買い替えをおすすめします。

特に、業務で使っている車や、家族を乗せて走ることが多い人にとっては、「もしものとき」に記録できないことのリスクは大きいです。

「保証が切れた=そろそろ替えどき」と頭に入れておくと安心ですよ。

③録画ミスがあったとき

録画ミスがたった一度でも起きたら、それは危険信号です。

ドラレコは“記録できていること”がすべてなので、「録画されていなかった」という事実が一度でもあれば、もう信用できない状態とも言えます。

しかも録画ミスって、毎回気づけるとは限らないんですよね。

「先週の映像が抜けてた」なんてことが発覚するのは、事故後やトラブル発生後というケースがほとんどです。

一度でも録画できていなかったことがあったなら、迷わず買い替えを検討してみてくださいね。

④設置から5年が経過したら

そして最も一般的な目安が、設置から5年です。

これは国税庁が定める法定耐用年数でもありますし、メーカー各社も「安全に使えるのはおよそ5年」としています。

たとえ不具合が出ていなくても、5年という年月はドライブレコーダーにとっては十分すぎるほどの酷使期間。

SDカードも、本体の電子部品も、すでに見えないダメージを多く抱えているはずです。

「まだ動いてるから大丈夫」と思いがちですが、逆に「動かなくなる前に買い替える」ほうが安心なんですよ。

ドライブレコーダーの耐用年数でよくある誤解

ドライブレコーダーの寿命って、意外とあいまいで、誤解されていることが多いんですよね。

ここでは、実際によく見かける思い込みや勘違いについて、一つずつ整理していきましょう。

①「まだ動く=安心」ではない

これは多くの人が信じてしまいがちなんですが、「映ってるから大丈夫」と考えるのはとても危険です。

ドライブレコーダーが“動いているように見える”だけで、実際に録画が正常に行われているかどうかは別問題。

たとえば、画面はついていても録画されていなかったり、ファイルが壊れていたりということは普通に起こります。

つまり、“録画機能”が本当に動いているかどうかは再生してみないと分からないんですよね。

安心したいなら、「動いてる」ではなく「録れてる」を基準にすることが大切です。

②「高級モデル=長持ち」とは限らない

高いドラレコを買ったら安心、ずっと使えるはず。

…たしかに品質は高いかもしれませんが、寿命は意外と価格に比例しないんです。

なぜかというと、寿命を左右するのは主に「熱」「使用頻度」「SDカードの管理」といった環境要因だからです。

10万円のモデルでも、高温の車内に何年も放置していればあっという間にダメになります。

逆に、安価なモデルでも定期的にメンテナンスしていれば長く使えたりもするんです。

高い=長持ちという思い込みは、ちょっと危険ですよ。

③SDカードだけ交換すればOK?

「SDカードだけこまめに交換すれば安心でしょ?」

たしかにそれも大事ですが、本体そのものにも寿命はあるんです。

録画機能を制御する基板やカメラセンサーも、年数が経つと確実に劣化していきます。

特に真夏の高温・真冬の寒さを繰り返していると、電子部品はどんどんダメージを受けていきます。

SDカードを定期的に交換していても、「録画が途切れる」「映像が乱れる」といった不具合が起きるようになったら、それは本体の寿命が近いサインかもしれません。

SDカードだけに気を取られず、本体の状態もしっかり気にしておくことが大切です。

④寿命を放置すると保険に影響も

あまり知られていませんが、ドライブレコーダーの録画不備が保険対応に影響することもあるんです。

たとえば、

  • 映像が記録されていなかった
  • 映像が途切れて事故の瞬間が見られない
  • 音声が残っておらず証拠にならない

こういったケースでは、相手側と揉めたり、過失割合の判断が難しくなったりして、結果的に不利な条件で保険が決まってしまう可能性もあります。

「寿命だけどまだ使えるから…」と先延ばしにした結果、大切な証拠が残っていなかったとしたら、本末転倒ですよね。

自分を守るためのドラレコが、逆に不安の元になってしまわないように、定期的な見直しと買い替えを意識していきましょう。

ドライブレコーダーの耐用年数 まとめ

ドライブレコーダーの耐用年数は一般的に3〜5年とされており、使用環境やメンテナンス次第で寿命に大きな差が出ます。

寿命が近づくと、録画エラーや電源トラブル、映像の乱れなどの不具合が現れますが、これらは見逃されやすく、事故時に「録れていなかった」という重大なリスクにつながります。

長く安全に使うためには、SDカードの定期交換や設置環境の見直し、定期的な動作確認が欠かせません。

また、事故後や保証切れ、5年以上の使用を目安に買い替えるのが安心です。

「まだ動いているから大丈夫」という思い込みは禁物で、録画の信頼性を保つためには本体の定期的な見直しが重要です。

ドライブレコーダーを正しく使いこなし、万が一のときに自分や家族を守れるよう、ぜひ今回の内容を活かしてください。

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この記事を書いた人
shoei

車、パソコン、ゲームが好きな40代男です。
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