DJデミオのボンネットの開け方と閉め方は簡単です。
ただし、ボンネットは重たいので、開けたり閉めたりするときは注意してくださいね。
ここでは、DJデミオのボンネットの開け方と閉め方を説明しています。
ウォッシャー液やバッテリーの点検にはボンネットを開けないといけないので覚えておきましょう。
デミオのボンネットの開け方
ハンドルの右下にボンネットオープナーがあります。
これを手前に引いてください。
すると、ボンネットのロックが外れて少し浮き上がります。
そのボンネットの隙間に手を入れてください。(真ん中あたり)
手を入れるとレバーがあるので、それを右に押します。
※ボンネットの中はこんな感じ。レバーは、ボンネットの真ん中にあります。
レバーを右に押したままボンネットを上に持ち上げます。
ボンネットを開けたところにステーが置いてあるので、それを起こします。
ステーをボンネット裏のステー穴に入れて固定します。
ボンネットがステーから外れないように、穴に入れたらステーを少しずらして確実に固定するようにしてください。
これでボンネットが開きました。
ボンネットを開けるときの注意は、ボンネットは重いので両手で持つようにしてください。
また、ワイパーを立てた状態でボンネットを開けないようにしてくださいね。
ボンネットとワイパーがぶつかって傷がついたりへこんだりしてしまいます。
デミオのボンネットの閉め方
ボンネットからステーを外します。
この時、ボンネットが落ちないようにしっかり手で支えてください。
ステーを元の場所に固定してください。
ボンネットを閉めるときは、結構乱暴です。
高さ20~30cmのところから両手を離してボンネットを落としてください。
ボンネットが落ちる勢いで、完全に閉まります。
勢いよく落ちるので、工具などを挟まないように周りを確認して行ってください。とくにステーはきちんと固定されているか気を付けてくださいね。
これでボンネットが閉まりました。
勢いが足りなかった場合は、完全に閉まっていない半開きの状態になるのでもう一度ボンネットを持ち上げて、もう少し高いところから落としてください。
この時、ボンネットが持ち上がらない時は、ロックが掛かってますので、中のレバーを右に押してからボンネットを持ち上げてください。
これが一般的なボンネットの閉め方ですが、
デミオの取扱説明書には、落とすのではなく、
ボンネットをゆっくり降ろして最後にボンネットの先端中央(レバーがあるあたり)を押すとあります。
この方法でも閉まりますが、力の入れ方次第では、ボンネットがへこんだり傷がつく可能性がありますのであまりおすすめしません。
ボンネットが閉まらない時
何度やってもボンネットが閉まらない場合はまず、工具などが挟まってないかステーがずれていないかを確認してください。
何も無いのに閉まらない場合は、ロックの部品に問題があるかもしれません。
ロックの部品が錆や劣化などで、動きが悪くなっている可能性があります。
その場合は、潤滑油などを吹き付けて滑りを良くしてみてください。
ボンネットが半開きの状態で走っていいの?
ボンネットが完全に閉まってなく半開きのまま走るのは危険なので絶対にしないようにしてください。
ロックが掛かってるから大丈夫と思うかもしれませんが、風圧で開く可能性があります。
走行中にボンネットが開いたら前方が完全に見えなくなるので本当に危険です。
ボンネットの意外な役割
ボンネットは、エンジンをカバーする大事な役割がありますが、最近の車はこれだけではないです。
ボンネットは事故の時の被害を出来るだけ少なくするようになっています。
事故の際車内を守るために衝撃を小さくするようになっています。
このため、ぶつかるとぐしゃぐしゃになってしまいます。
また、歩行者との接触で歩行者を守るために、ボンネットは高い位置にあります。
昔は、ボンネットが薄くスマートな車が多かったのですが、最近の車はボンネットが厚くなっているのはこのためです。
最新のボンネットには、歩行者を守るためのエアバックが出るものもありますね。
まとめ
ボンネットの開け方と閉め方の説明でした。
一度やってみるととても簡単です。
ですが・・・
ボンネットは重いので、持ち上げたりするときは両手で扱うようにして、落とさないように気を付けるようにしてくださいね。
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