PS5でブレーカーが落ちる原因は、電気の使いすぎです。
使いすぎというのは、「長時間使っているから」という意味ではないですよ。
同時に使う消費電力の上限を超えているということです。つまり電力不足ですね。
ここの記事では、ブレーカーが落ちないようにするための原因と対策をまとめています。
ブレーカーが落ちるとPS5本体の故障の原因にもなります。
最悪、PS5が停電で壊れることもありますよ。
安心してゲームが出来るように対策をしておきましょう。
PS5でブレーカーが落ちる原因は?
PS5でブレーカーが落ちる原因は、同時に使用している電力が上限を超えているからです。
「同時に」ということがポイントです。
電気を何時間もずっと使っているということではないですよ。
電気の上限は、契約アンペアでの上限と1つのコンセントでの上限の2つあります。
一つずつ説明しますね。
ブレーカーが落ちる原因①消費電力が家の契約アンペア数を超えている
家で使う電気には、最大何アンペアを使うかで契約しています。
一人暮らしだと20アンペアか30アンペアです。
4人家族だと40アンペアとか50アンペアが一般的です。
電力はアンペア(A) x 電圧(V) で計算されます。
電圧は一般家庭では100Vです。
なので例えば、20Aで契約している場合は、家全体で2000Wまで同時に電力を使用できます。
PS5の最大電力は350Wで、通常は約200Wを使用しています。
つまり、PS5でゲームをプレイしている間は、20A契約だと残り1650~1800Wしか使えません。
ゲームをしている間、家の中では冷蔵庫やエアコンなどが動いてますよね。
そこで、電子レンジを使ったり電気ケトルでお湯を沸かしたりしたら。。。
あっという間に2000Wを超えてしまいます。
その瞬間ブレーカが落ちてしまいます。
ブレーカーがよく落ちる場合は、同時にどれだけ電気を使っているか見直してみましょう。
ブレーカーが落ちる原因②消費電力がコンセントの最大電力を超えている
壁に付いているコンセントは一つで1500Wまで使用できます。
コンセントは2口あるので合計3000wまでと思うかもしないですが、それは間違いです。
2口付いているコンセントは、それで一つです。2口で1500wまでなので注意してくださいね。
PS5を接続しているコンセントに、コタツとかドライヤーとか使ってないですか?
家の契約アンペアが例えば40Aだとしても、一つのコンセントで1500w超えるとブレーカーが落ちます。
PS5でブレーカーが落ちるときの対策
PS5でブレーカーが落ちる時の対策は、同時に使用している家電があるかを確認しましょう。
特に電子レンジや電気ケトルなど瞬間的に大きな電力を使用する家電は要注意です。
電気ケトルは最大1300Wまで電力を消費するので要注意です。
家電は一つのコンセントに集中させないように接続を見直しましょう。
どうしても同時に使う電力が契約アンペア数を超える場合は、契約アンペア数を大きくすることも考えた方がいいです。
PS5は停電で壊れる?
PS5は停電で壊れるかというと、壊れる可能性はあります。
必ず壊れるわけではないので、その時の運とかタイミングとかしか言えないです。
壊れる箇所もPS5本体自体やSSDだけということもあります。
PS5を使っていてブレーカーが落ちたり停電になった場合、まずは復旧作業を行ってみましょう。
PS5の停電時の対処法
PS5が停電で落ちたときは、まずは電源を入れてみましょう。
運が良ければそのまま使えます。
立ち上がらない場合は、セーフモードを試してみましょう。
セーフモードでも立ち上がらない場合は、PS5本体の故障です。修理に出すしか方法がありません。
セーフモードの立ち上げ方法は以下の通りです。
- PS5を本体の電源ボタンを長押しして電源を切る。
- PS5の電源が切れたら、再度電源ボタンを長押しする。
- ビープ音が2回鳴ったら電源ボタンから手を離す。
- セーフモードでPS5が立ち上がる。
- コントローラーをUSBケーブルで接続してPSボタンを押す。
セーフモードでは本体の再起動やシステムの初期化などが出来るようになります。
初期化をするとセーブデータなどが無くなりますが、PS5が復活する可能性はあります。
PS5を停電から守る対策
停電が起こるのは家のブレーカーが落ちたときか落雷にあったときですよね。
事前に出来る対策は以下の4つです。
1つずつ説明していきます。
PS5の停電対策①ブレーカーの確認
まず、ブレーカーが落ちないようにするには、家の契約アンペアを調べて、それ以上の電気を使わないことです。
特に、エアコンや電子レンジ、電気ケトルなど大きな電力を使うときは要注意です。
PS5の停電対策②落雷の対策
落雷の対策には、雷が鳴りだしたらPS5を使うのをやめて、電源を切ってコンセントを抜いておくこ
とです。
または雷サージの付いたコンセントをPS5に繋げておくのも安心です。
他にも、PS5を有線LANで接続している場合、LANケーブルから落雷の影響を受けることもあります。
PS5を有線LANで接続している場合はLANケーブルも抜いておきましょう。
私の場合、落雷で光回線のルーターが壊れたことがあります。
この時は何の対策もしていませんでした。この経験のあと、対策するようになりました。
より確実に安全を求めるなら、雷が鳴りだしたらPS5やルーターのコンセントとLANケーブルも抜いたほうが良いです。
PS5の停電対策③無停電電源装置(UPS)を使用する
停電になっても電気が通るように無停電電源装置(UPS)を使う方法もあります。
UPSを購入する費用が必要ですが、万一のことを考えると有効です。
容量が大きめのUPSを使えば、PS5とテレビ以外にもライトなども繋げておくことが可能です。
ライトが付けば、真っ暗な状態からは抜け出せますよね。
ただ、UPSは使用できる時間は数分です。
ずっと電気が使えるわけではないので停電になったら迅速な対応が必要です。
すぐにPS5の電源を切るか、あるいはブレーカーを上げましょう。
PS5の停電対策④常にセーブデータをバックアップしておく
最悪、PS5が故障して使えなくなってもセーブデータがあればゲームは続きから再開出来ます。
新しくPS5を購入して、ゲームも一からやり直しは辛いですよね。
停電以外でもいつPS5が壊れてもいいようにセーブデータはバックアップしておいた方が良いですよ。
バックアップの方法は、USBメモリやUSBのハードディスクに保存したり、PS Plusに加入してクラウドに保存する方法があります。
セーブデータが大事であれば、PS Plusのクラウドを利用した方が安心ですね。
PS5でブレーカーが落ちる原因と対策 まとめ
PS5でブレーカーが落ちる原因は同時に使用する電力が大きいからです。
PS5でゲームをしている間は、他の家電の利用を控えるようにしましょう。
消費電力が大きい家電を確認しておいて、いつ使用しているかを把握しておくのも良いです。
PS5の故障の原因にもなるのでブレーカーが落ちないように気を付けてくださいね。
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