ノートパソコンを家で使うときは、ついつい充電しっぱなしでも使ってしまいますよね。
それで気になるのは、「ノートパソコンは充電しっぱなしでもいいの?」という疑問です。
結論からいうと、「ノートパソコンによる」です。
メーカーや機種によって対応が変わってくるんですね。
ここの記事では、ノートパソコンの充電のつなぎっぱなしの問題点と対策を解説します。
ノートパソコンは充電しっぱなしでも良い?
ノートパソコンを充電しっぱなしで良いかというと、ノートパソコンによります。
パソコンのメーカーがバッテリーの電源管理の設計をどのようにしているかで変わってくるんですね。
ただ、最近のノートパソコンは過充電に対する保護機能を備えているので一般的には充電はつなぎっぱなしでも大丈夫になっています。
ノートパソコンの充電しっぱなしの問題点
ノートパソコンの充電しっぱなしの問題点はバッテリーの劣化です。
バッテリーの持ちが悪くなると、持ち運んで使うという最大のメリットが無くなってしまいますからね。
しかも、最近のノートパソコンはバッテリー交換が自分では出来なくなっています。
バッテリー自体も高価なのに、工賃もかかるのはつらいですよね。
一番つらいのは修理期間中は使えないということです。
バッテリーはできるだけ長持ちさせたいです。
ノートパソコンの充電しっぱなし対策①管理アプリを使用する
現代のノートパソコンには、バッテリーの電源管理アプリがあって充電を管理しています。
つまり、電源をつなぎっぱなしでも、自動的に充電をオンオフしてくれているんですね。
例えば、私が使用しているDELL XPS13には「Dell Power Manager」というアプリがあります。
私は、家の中で使用することが多いので「主にAC使用」を選択して充電をつなぎっぱなしにしています。
ノートパソコンの充電しっぱなし対策②充電放電サイクルに気を付ける
現代のノートパソコンにはリチウムイオンバッテリーが使用されています。
リチウムイオンバッテリーは充電の回数が500回で寿命といわれています。
この回数はバッテリ残量が0%か100%になった時を1回とされています。
つまり、バッテリーが完全に無くなって充電したり、100%まで充電するとバッテリーの劣化が速くなるということです。
逆に言うと、充電放電サイクルに気を付けて、0%と100%を避ければ良いということです。
先に述べた電源管理アプリも、100%まで充電せず80%位で充電を止めていたりしているんですね。
ノートパソコンの充電しっぱなし対策③高温に気を付ける
リチウムイオンバッテリーは熱に弱いです。
高温のままでいると劣化が速くなってしまいます。
そのため、出来るだけバッテリーが熱くならないようにちゅういしないといけません。
ノートパソコン自体が熱くなるのは、3Dゲームや動画編集などCPUに高負荷がかかるときです。
この時にバッテリーの充電をしているとさらにバッテリーが高温になってしまいます。
パソコンが熱くなっているときは充電しっぱなしはやめた方がいいです。
ノートパソコンの充電しっぱなしのデメリット
気を付けないといけないのは、外に持ち出してノートパソコンを使う時です。
家では過充電を回避するためバッテリーが満充電になっていません。
そのまま持ち出すとノートパソコンの使用時間が少なくなってしまいます。
外に持ち出す予定がある場合は、それに合わせてバッテリーを満充電にしておかないといけないです。
バッテリーを満充電にするのを忘れたり、充電器を忘れたりしないように気を付けましょう。
ノートパソコンの充電しっぱなし まとめ
ノートパソコンの充電しっぱなしにするのは良いかというと、ノートパソコンによって変わってきます。
電源管理のアプリが備わっていれば充電しっぱなしでも大丈夫です。
最近のノートパソコンはバッテリーが取り外せないので、出来るだけバッテリーを長持ちさせたいですよね。
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